信州戦争資料センター・倉庫　長野県から伝える戦争の姿

　第４回展示会「戦時下の信州教育展」に向けて、家族総出のモノクロ写真の色付け加工３回目。本日は女学生の射撃訓練を加工しました。仕上がりはこんな感じです。
　こちらが元写真です。色あせがありました。
　こちらがＡＩによる自動色付けをしたもの。
　修正に当たっては、人物の肌色、草の緑、空の青、軍服のむらの直しを中心に手を入れました。女学生に指示を出している下士官でしょうか。この方の顔はもともと黒かったので、修正には限界があります。

　あと、困ったのは射撃場の草や地面の色です。なんとなく地面の露出があるかと思えるところもあるのですが、この１枚では情報不足。季節が分かれば枯れた色なのかどうかもわかるのですが、これもＡＩ、人間ともどもわかりにくいところです。ただ、全体にめりはりをつけることで、非常に人たちがいきいきしてきました。

　この女学生がどの学校の生徒かは、分かっていません。もしわかる方、おられましたらご連絡いただくか、会場でお教えくだされば幸いです。

　この女学校の射撃については、こちらをご覧ください。

　引き続き１日１枚で、頑張っていきます。

２０１８年７月３日　記

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※ＷＥＢ上でモノクロ写真をカラー写真のように加工できる、ニューラルネットワークによる自動色付けを試しています。早稲田大学の飯塚里志さま、 シモセラ・エドガーさま、石川博さま、関係各位に熱く御礼いたします。公開方法については、東京大学教授の渡邉英徳さまにご示唆をいただきました。ありがとうございました。

※他の自動色付け写真はこちらの一覧からごらんください。