国難打開祈願!といいつつ、実態は6泊7日の観光旅行だった昭和10年の伊勢参拝
昭和10年3月5日、明治神宮を参拝してから東京を出発し、6泊7日の日程で伊勢神宮、橿原神宮、京都御所、熱田神宮などをめぐる「国難打開祈願 第27回奉仕会神宮参拝団」の「参宮の栞」です。
「国難打開」の文字が躍っています。参拝団の目的として「国民一致団結の至誠と神明の加護とにより、満州事変以来国際連盟脱退に至る42対1の非常時日本の国難を打開し、我建国以来の宏謨を恢弘し、もって聖恩に酬へ奉らんとするにあり」とあります。
ところどころ、漢字が読めませんが、まあ雰囲気はわかるでしょう。経路表が載っていますのでみてみましょう。
総勢522人、食堂車付きの貸切列車です。
京都で2泊で1日は自由行動。琵琶湖めぐりや名古屋城見学も可能。伊勢の宿泊は夫婦岩で知られる二見の旅館。
とてもいい旅です。しおりには、各地の観光名所や土産品も細かく書いてあります。まあ、「国難」も堂々と旅する口実ですね。
2018年2月15日 記
※このブログのコンテンツを整理したポータルサイト信州戦争資料センターもご利用ください。
日清戦争中のおもちゃ店は、やはり軍事関連が人気
徴兵は戦時下でも個々の事情に関係なく一兵卒扱い―総力戦の理解もなかった杓子定規の制度
それぞれの10月16日―同じ日付の収蔵品を並べ、大正5年から昭和21年までの戦争を挟んだ世の流れを実感
戦時下、いろんな貯蓄がありましたが「一機一艦一銭貯金―戦果発表記念貯金」とは。戦果に連動して貯金額が決まりますが…
昭和14年5月に始まった廃品回収、同年10月にあらゆる値段を固定する9・18ストップ令で1年後にはとんでもない状態に
「こんなのもあるんだよ」「いただいていいですか」「それはだめー」―でも、終戦直後の軍放出品をいただきました!
徴兵は戦時下でも個々の事情に関係なく一兵卒扱い―総力戦の理解もなかった杓子定規の制度
それぞれの10月16日―同じ日付の収蔵品を並べ、大正5年から昭和21年までの戦争を挟んだ世の流れを実感
戦時下、いろんな貯蓄がありましたが「一機一艦一銭貯金―戦果発表記念貯金」とは。戦果に連動して貯金額が決まりますが…
昭和14年5月に始まった廃品回収、同年10月にあらゆる値段を固定する9・18ストップ令で1年後にはとんでもない状態に
「こんなのもあるんだよ」「いただいていいですか」「それはだめー」―でも、終戦直後の軍放出品をいただきました!